2007 セ・リーグ公式戦 「巨人対中日@東京D」
いよいよ首位攻防戦天王山最終ラウンドです。今年大一番の試合!「この試合に勝った方が今年のセ・リーグを制す」とすぽると!でも言っていました。巨人は残り3試合。この試合は総力戦で臨み、もう勝つしかない!
勝 敗 分 勝率 差 残
1位 巨人 78 62 1 .557 - 3
2位 中日 74 60 2 .552 1 8
3位 阪神 71 62 4 .534 2.5 7
(09月25日現在)
明日の予想先発は、巨人・尚成、中日・朝倉です。チケットは完売!ホント面白い試合になりそうです。〈09月25日〉
勝った勝った勝ったぁ~!!まだ中日にマジック7が点灯中ですが、中日が自力優勝するには残り7戦全勝しかない。明日から甲子園で阪神2連戦、その後広島で2連戦とロードが続く。1試合でも落とせばマジックが消滅し、巨人に逆転のマジック2が点灯!2勝2敗でいい、そしたら巨人のマジックが1で、ドームでヤクルトに勝って胴上げしようではないか。また後で更新します…。
1回表、1番井端にヒットを許し、荒木のバントを尚成が1塁へ悪送球で無死1・3塁。3番中村にタイムリーを打たれ先制点を与えてしまう。さらに5番森野にライトスタンドまで運ばれ3ラン。打者1巡の30分近くまでに及ぶ攻撃を受け、いきなり4点のビハインドを背負ってしまいます。2回・3回も簡単に盗塁を許したり、まずい守備なども続いてピンチもありましたがなんとか凌ぎました。
3回裏、7番清水がノーアウトからヒットで出塁し、9番脇谷もヒットで続き無死1・2塁。9番ピッチャー尚成の所で代打・キムタク、送ってくると思ったんですが結局三振に倒れ、1番由伸。二ゴロでダブルプレー、万事休す!と思いきや、荒木が捕球をミスりさらに悪送球で1死満塁のビッグチャンス。ここで2番谷がライト前に2点タイムリーヒットを放ち2点差に詰め寄ります。さらにまだチャンスは続きましたが、後続の3番、4番が三振に倒れ、3回を終了し2対4。
4回からは、4日前に完投勝利を上げた野間口が登板。この野間口が4回~7回をピンチはありましたが、キッチリ抑えてくれます。
そして4回裏、先頭の5番二岡がヒットで出塁し、6番阿部が良い当たりでしたがゲッツー崩れで1死1塁で7番清水。清水がライト前に運び1死1・2塁。ここで8番脇谷が高めのボール球を上手くレフトに持って行きタイムリーヒット。ここで9番野間口に代打はなく、この回は1点を返して終わります。
5回、ついに4点差を追い付きます。2死から4番スンヨプが外角のボールをライトスタンドまで運び、打った瞬間バットをベンチに突き刺す気迫の一打。
そして6回裏、6番阿部がノーアウトから左中間を破る二塁打を放ち、続く清水がしかっりと引っ張って一ゴロでしたが1死3塁。ここで8番脇谷。打った瞬間ドームは歓声に沸き上がりました。打球は鋭いライナーでライトスタンド最前列に突き刺さり、今シーズン第1号の試合を引っくり返す大きな大きなホームランとなります。
7回裏も連続ヒットで1死満塁のチャンスを作りましたが、追加点は奪えませんでした。
野間口が勝利投手の権利を得てマウンドを降り、8回から上原が試合をクローズにかかります。
8回裏、脇谷がフルカウントから四球を選び出塁し、9番古城が送って1死1塁でこの日まだヒットのない由伸。2ストライクと追い込まれてからファールボールで粘り、10球目の外の球をすくい上げレフトまで運ぶ2ランを放ちます。この4点差に広げる貴重なホームランで、由伸はホームラン王争いのトップに並びます。
そして9回を上原が先頭打者ウッズを三振に抑え、さらに続く二人もしっかりと抑え、この大事な大事な一戦を見事!逆転勝利で飾りました。
いやぁ~、初回いきなり4点取られた時はどうなることかと思いましたけど、ホント凄い試合でした。痺れましたね…。5回のスンヨプの打った瞬間バットをベンチに向かって突き刺す喜び方、6回脇谷のホームランの後のガッツポーズ、「ちぎれるほど腕を降った」という野間口の一人抑えるたびにほえてガッツポーズをする姿などを見て、この試合に入る気合いの大きさが良くわかりました。
3回から8回まで毎回チャンスを広げ、そのどれもが下位打線からで7番清水と8番脇谷の活躍が大きかったですね。
これでこの大事な6連戦を5勝して、阪神の優勝の可能性がなくなり、2位中日に2ゲーム差をつけることができました。
まだ中日にマジック7が点灯しています。落合は「7試合で7つ勝ちゃいいだけで、スッキリしてその方がいい」とか言ってましたが、ハッキリ言って「何強がってんだか!」って感じです。可能不可能を別にして、そりゃ7連勝を狙って戦うのが当然なんですけど、あの落合の言い方が引っかかるんですよね。試合中もベンチに座りっぱなしで顔にも行動にも感情を出さない所が前から気に食わなかった。
まぁそれは置いといて、事実上のマジック2が点灯したようなもんです。クライマックスを落としたら意味ないんですが、やはりペナントは絶対に制したいですね。それももう目前です。
2007年09月26日(水) 18:00PLAY BALL
@東京ドーム (東京都文京区)
読売ジャイアンツ VS 中日ドラゴンズ
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H | E | |
中 日 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 12 | 1 |
巨 人 | 0 | 0 | 2 | 1 | 1 | 2 | 0 | 2 | X |
8 | 13 | 2 |
勝利投手 : 野間口貴彦 3勝0敗
敗戦投手 : 朝倉健太 12勝7敗
セーブ : 上原浩治 4勝3敗32S
中日バッテリー : 朝倉、石井、鈴木、高橋-谷繁
巨人バッテリー : 高橋尚、野間口、上原-阿部
中日本塁打 : 森野将彦 16号(1回3ラン)
巨人本塁打 : 李承燁 29号(5回ソロ) 脇谷亮太 1号(6回2ラン)
高橋由信 35号(8回2ラン)
試合時間 4時間05分
観衆 46,004人 (チケット完売 :最多入場者数)
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