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2009年1月12日 (月)

第87回全国高校サッカー選手権大会 決勝 「鹿児島城西対広島皆実@国立」

Img_3647  決勝を観に行くのは久しぶりです。昨年も元紀に藤枝だったので観に行きたかったんですが、成人式だったので。最後に決勝を観たのが市船が国見に1-0で勝った時以来なので6年ぶりですかね。今あの時の両校のメンバーを見てみると凄まじいですね。一樹の10番も生で見ていたんですよね。決勝ゴールとなった昨季新人王の小川のゴールは今でも鮮明に覚えています。
そして今年の決勝は、ここまで27得点11失点の得点と失点のどちらも多い鹿児島城西と、6得点1失点の得点と失点のどちらも少ない広島県代表の広島皆実という面白い顔合わせとなり、どちらも初優勝が懸った対戦となりました。
準決勝を見た限りでは、皆実はそれほどかなと感じていたのですが、今日の試合はホント素晴らしかった。大会新記録となる10ゴール目を大迫に決められ先制を許しましたが、すぐにサイドを崩し素晴らしいゴールで同点とし、更にもう1点を加えて逆転としました。守っては城西自慢の2トップを自由にさせず、中盤からプレッシャーをかけパスコースを寸断しました。また守備に回るのでなく積極的に攻撃を仕掛けることにより城西のラインを下げさせ2トップを完全に孤立させました。そうなると城西はロングボールが多くなるんですが、それにもしっかりと対応し、またセカンドボールも皆実がほとんど拾えていたので試合は完全に皆実となりました。後半は城西ベンチが動き、早い時間帯からメンバーを代え、それによって流れを城西に持ってくると、野村の大迫と並ぶ6試合連続ゴールで同点としました。しかしここで集中が切れないのが今日の皆実のスゴイ所。同点とされたすぐに右サイドを崩し、完全に目覚めたエース金島がこの日2点目となるゴールをヘッドで奪い、またしても皆実がリードを奪いました。城西としては「イケる」と感じた後のすぐの失点だっただけにかなり効きました。そして皆実は最後まで走り回り、集中を切らさず1点を守り切り見事初優勝となりました。
昨年までの皆実は堅守速攻型の守りのチームで、2年前には無得点無失点でベスト8まで進出し、無得点でベスト8敗退なんてこともありました。そして今年は自慢の守備をベースに堅守強攻をテーマに掲げてこの大会に臨み、それを見事決勝で成し遂げての優勝。今日はホント面白くて良い試合でした。これで今年度の日本のサッカーの日程はすべて終了ですね。そして来週にはもう09年度のスタートとなるイエメン戦。


Img_3663 大迫の活躍なんかを観ると、昨年の得点3冠王の彼の活躍を期待しちゃいます。しかしそんな期待をよそに彼は、ラー博にいたり茨城にいたりラジバンダリ(おっとこれは一樹だったか、いかんいかん)。いらないくだりが入りましたが、とにかく元紀に期待せずにはいられないということです。それと決勝観に来ていたみたいですね(割と俺らが観てたとこと近いかも)。

<<決勝「鹿児島城西対広島皆実」ハイライト


2009年01月12日(月祝) 14:05KICK OFF

@国立競技場 (東京都新宿区)

鹿児島城西高校 (鹿児島県代表) VS 県立広島皆実高校 (広島県代表)
8年ぶり2回目の出場                  3年連続8回目の出場

2 - 3 ( 1 - 2 )

20分 大迫勇也(鹿児島城西)  23分 金島悠太(広島皆実)
33分 谷本泰基(広島皆実)  62分 野村章悟(鹿児島城西)
66分 金島悠太(広島皆実)

観衆 40,102人

オフィシャル : JFA

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