第87回全国高校サッカー選手権大会 準決勝 「前橋育英対鹿児島城西@埼玉」
今年は埼スタ開催となった準決勝。こっちとしてはかなりありがたいですね。そしてベスト4に残ったのが前橋育英、鹿児島城西、広島皆実、鹿島学園の4校。どこが勝っても初の決勝進出。これで4年連続初優勝校が誕生。それだけ近年は各校の実力差がなくなって来てるってことなんですね。そんな準決勝の第1試合は、4戦8発の大迫勇也を擁し、4試合22得点という破壊力抜群の攻撃力を誇る鹿児島城西と、4試合で無失点、タイガー軍団前橋育英の対決。高円宮杯では5-4で城西が勝利という乱打戦になりましたが、この日も開始直後から乱打戦となりました。まず城西が開始1分にCKから先制すると、その2分後には育英が同点に追い付き、更にその7分後、11分後にも得点を奪い3-1とあっさり育英がリードを奪いました。しかしまたそのすぐ後に城西が相手のディフェンダーとキーパーの連係ミスから1点を返し3-2の1点差となり、こっから試合がやっと落ち着きます。そして徐々に城西がボールを回せるようになると、前半の終了間際に大迫勇也がついに大会タイ記録となる今大会9ゴール目となる同点ゴールを奪います。そしてロスタイムにはCKを育英のキーパーが後ろにハンブルしてしまい4-3。この失点はホントもったいないし、いらなかった。後半は育英が1点を返しに攻撃を仕掛けましたが、持ち過ぎてこねる場面が目立ち、逆に城西はシンプルな攻撃で攻め立て追加点を奪い、
事実上の決勝戦(失礼しました)となった準決勝第1試合は、5-3で城西が制しました。育英はまたしてもベスト4での敗戦となってしまいました。
<<準決勝第2試合「広島皆実対鹿島学園」へ 3年連続14回目の出場の群馬県代表 前橋育英高校
初の決勝進出を目指しましたが、またしても準決勝で敗れ、これで4度目のベスト4となりました。 8年ぶり2回目の出場の鹿児島県代表 鹿児島城西高校
6年前に姉妹校である鹿児島育英館中にサッカー部を立ち上げ中高一貫の指導。そしてその育英館中の一期生(大迫勇也など)が高校3年となった今年、ついに全国制覇まであと一つ。 草津入団内定、前橋育英自慢の中盤の一角を担う佐藤穣
クマガヤSC出身なんだね。 鹿島入団内定、5試合連続のゴールとなる9ゴール目を奪った大迫勇也
さすがにマークはきつかったけど、キレは相変わらずでした。これからの成長が楽しみです。鹿島サポもちらほらいました。第2試合は鹿島学園だしね。昨年のエスパサポの立場と一緒ですね。
2009年01月10日(土) 12:05KICK OFF
@埼玉スタジアム2○○2 (埼玉県さいたま市緑区)
前橋育英高校 (群馬県代表) VS 鹿児島城西高校 (鹿児島県代表)
3 - 5 ( 3 - 4 )
01分 野村章悟(鹿児島城西) 03分 中美慶哉(前橋育英)
10分 米田賢生(前橋育英) 14分 皆川佑介(前橋育英)
22分 野村章悟(鹿児島城西) 43分 大迫勇也(鹿児島城西)
44分 オウンゴール(鹿児島城西) 73分 成元将平(鹿児島城西)
観衆 17,604人
オフィシャル : JFA
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